
Snapdragon 8 Elite Gen 6 Proの動作周波数について、最大5GHz、条件次第では5.5GHz〜6GHzに達する可能性があるとの予想が、SNSを中心に広まっています。
もしこの高クロック動作が実現すれば、Geekbench 6のシングルコアスコアにおいて、iPhone18 Proシリーズに搭載されるとみられるA20 ProをSnapdragon 8 Elite Gen 6 Proが上回る可能性も考えられます。
近年の傾向:シングルコアはApple、マルチコアはSnapdragon優位
ハイエンドSnapdragonチップとAppleのAシリーズチップを比較すると、ここ数年は次のような傾向が続いています。
・シングルコアスコアでは、同世代のApple Aシリーズチップが優位
・マルチコアスコアでは、ハイエンドSnapdragonチップが優位
この構図は、CPUコア設計思想の違いによるもので、Appleは高いIPC(クロックあたりの処理性能)を重視し、Qualcommはコア数を活かした並列処理性能を重視してきた結果と考えられています。
現行チップの動作周波数と実測スコアを比較
Snapdragon 8 Elite Gen 5とA19 Proを比較すると、高性能コアの最大動作周波数は以下の通りです。
・Snapdragon 8 Elite Gen 5:4.61GHz
・A19 Pro:4.26GHz

このようにSnapdragon側のほうがクロックは高いものの、Geekbench 6のシングルコアスコアでは、A19 Proが約5%上回る結果となっていました。

Snapdragon 8 Elite Gen 6 Proはクロック上昇で逆転できるか
仮にSnapdragon 8 Elite Gen 6 Proの高性能コアが5GHzで動作した場合、Gen 5比で約8.7%の周波数向上となります。
もしもSnapdragon 8 Elite Gen 6 Proが5.5GHzに達した場合、Gen 5比で約19.6%ものクロック向上となり、この水準であれば、シングルコアスコアにおいてもA20 Proを上回る可能性は十分に考えられます。
一方、A19 ProはA18 Proと比べて約5.4%のクロック向上にとどまっていました。A20 Proでも、Snapdragon 8 Elite Gen 6 Proで噂されるほどの動作周波数向上は実現されないとみられています。
A20 Proが優位性を保つとすれば「電力効率」
それでもA20 ProがSnapdragon 8 Elite Gen 6 Proに対して優位性を持つと考えられる点は、電力効率です。
そのため、ピーク性能ではSnapdragonが優位に立つ場面があったとしても、実使用における安定性や省電力性では、A20 Proが引き続き強みを発揮することが期待されます。
Photo:Apple Design(@TheAppleDesign)/X, Nanoreview.net
Source: iPhone Mania
Snapdragon 8 Elite Gen 6 ProはシングルコアでもA20 Pro超え?