
Apple初の人工知能(AI)ウェアラブルデバイスが現在開発中だと、サブスクリプションメディアThe Informationが報じています。デバイス形状が気になるところですが、なんと紛失防止タグのAirTagに近いものになるとのことです。
AirTagより少し厚いが、見た目はほぼ同じ?
AppleのAIピンバッジはサイズ感がAirTagに非常に近く、円形でアルミニウムとガラス筐体でできており、前面に2つのカメラが搭載されると伝えられています。カメラは標準と広角の2種類で、写真や動画の撮影が可能とのことです。さらに、3つのマイクで装着者の周囲の音を拾い上げることもできるそうです。
またスピーカーも搭載され、本体からオーディオを再生できるとも報じられています。基本的には音声ベースのインタラクションを行うためのデバイスのようです。なお、操作用の物理ボタンもあり、ワイヤレス充電にも対応している模様です。
サイズ感はAirTagとほぼ同じである一方、厚みについてはAIピンバッジのほうがやや厚いとされています。
ピンバッジ型といえば思い出すHumane Ai Pin
AIハードウェアデバイスは形状が最も注目されるポイントですが、元Appleエンジニアたちが開発した「Humane Ai Pin」というピンバッジ型AIデバイスが登場したものの、最終的には返品数が新規出荷台数を上回り、解散に至ったのは記憶に新しいところです。
Humane Ai Pinは画面を搭載する代わりに手のひらへ投影するインタラクションを採用しましたが、これが実用性の面で裏目に出たと見ることもできます。
その点、AppleはAIデバイスにディスプレイ機能を付与せず、基本的に音声ベースのインタラクションに絞っているようなので、少し安心ですね。
バンドル化での発売となるかは不明
Appleのピンバッジ型AIデバイスが単独で発売されるのか、それとも他のApple製品と連動して機能するものになるのかは、今のところ明らかになっていないようです。ただ、搭載されるカメラやセンサーを考慮すると、単独で機能する可能性も十分ある、との見方もあります。
激化するAIデバイス競争?
AppleのAIピンバッジにとって大きなライバルとなる可能性があるのは、OpenAIが元Apple最高デザイン責任者のジョナサン・アイブ氏と共同開発を進めているイヤホン型デバイスではないでしょうか。
アイブ氏がAppleの代名詞とも言える数々のデザインを手掛けてきたことを踏まえると、注目度はさらに高まりそうです。
最も注目されるのは、iPhoneに置き換わるようなデバイスが登場し得るのかという点でしょう。とはいえ、そもそも多くの人々がAIハードウェアデバイス自体を使ったことがないのが現状だと思うので、次の2〜3年で何らかの結果が見えてくるのではないでしょうか。
ちなみにAppleのAIデバイスは早ければ2027年にも発売されるといわれていますが、製品自体がキャンセルとなる可能性もあるとされており、期待値は抑え気味のほうが良いかもしれませんね。
Photo: Apple
Source: iPhone Mania
Apple、ピンバッジ型のAIハードウェアデバイスを開発中?