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折りたたみiPhoneの正体は折りたたみiPad mini?アスペクト比など近似

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折りたたみiPhoneのディスプレイサイズおよび外寸に関する情報が報告されました。これらの数値をもとにすると、折りたたみiPhoneを展開した際の大きさやアスペクト比は、iPad miniに近いものになる可能性が高そうです。

また、折りたたんだ状態でのデザインは、Galaxy Z Fold7など既存の折りたたみスマートフォンとは大きく異なるとみられています。

折りたたみiPhoneの各部サイズ

本体の外寸

報告された折りたたみiPhoneの本体寸法は、次の通りです。

項目(本体)寸法
折りたたみ時の高さ120.6mm
折りたたみ時の幅83.8mm
折りたたみ時の厚さ9.6mm
展開時の高さ120.6mm
展開時の幅167.6mm
展開時の厚さ4.8mm

ディスプレイサイズ

ディスプレイの仕様は、以下のように伝えられています。

項目(ディスプレイ)寸法
メインディスプレイ7.76インチ(2713×1920ピクセル)
メインディスプレイの高さ160.9mm
メインディスプレイの幅113.9mm
サブディスプレイ5.49インチ(2088×1422ピクセル)
サブディスプレイの高さ115.3mm
サブディスプレイの幅78.5mm
iPhone Fold_7

iPad miniとのサイズ感を比較

折りたたみiPhoneを展開した際の外寸は、iPad mini(A18 Pro)の本体サイズである高さ195.4mm、幅134.8mmに近い数値となっています。

iPad miniを横向き(ランドスケープモード)で使用した場合と比較すると、折りたたみiPhoneは横幅が約85.8%、高さが約89.5%程度となります。

このことから、折りたたみiPhoneはiPad miniを一回り小さくしたようなサイズ感になると考えられます。外観としては、iPad miniを二つ折りにし、ベゼルを細くしたようなデザインになる可能性があります。

iPhone Fold_11

「折りたたみiPad mini」とも呼べる存在に?

折りたたみiPhoneが登場した場合、iPad miniが将来的に販売終了になるのではないか、という噂が過去にありました。今回のサイズやアスペクト比の類似性から、そうした憶測が生まれたとも解釈できます。

折りたたみiPhoneの外寸やディスプレイ比率は、Galaxy Z Fold7など縦長寄りの折りたたみスマートフォンとは明確に異なります。むしろ、折りたたみiPad miniと呼ぶ方がしっくりくるサイズ感とアスペクト比と言えるでしょう。

その場合、折りたたんだ状態ではiOS向けアプリを快適に利用でき、展開時にはiPadOS向けアプリも無理なく動作するなど、用途に応じて使い分けられる柔軟性の高いデバイスになることが期待されます。

iPhone Fold_9

Photo:iZac / MacRumors

Source: iPhone Mania
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