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iMac G3の筐体を活用し、中身をM4搭載Mac miniに換装

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YouTubeチャンネル「Zac Builds」が、大ヒットしたiMac G3を現代でも快適に使えるようにするため、中身をM4搭載Mac miniに換装した改造方法を紹介しています。

レトロ筐体を最大限活かすため、3Dプリンターを多用したこだわりの工程が注目ポイントです。

本体カラー「スノー」のiMac G3を利用して改造

「Zac Builds」での改造に用いられたのは、本体カラー「スノー」のiMac G3です。

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今回の改造で再利用されるのはポリカーボネート製の筐体だけですので、ロジックボードやスピーカー、電源ユニットなど全てを取り外します。

iMac G3_M4_3

iMac G3は経年劣化が進んでおり、「Zac Builds」が分解を進めると各部が割れてしまいます。

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改造過程でそれらを再生するために、3Dスキャンしておきます。

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からっぽになったiMac G3に新たに搭載されるのは、M4搭載Mac miniです。

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今回の改造作業のキモは、3Dプリンターでの自作部品制作

M4搭載Mac miniは、3Dプリンターで製造されたアタッチメントで内部に固定されます。

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「Zac Builds」は3Dプリンターを積極的に活用し、電源接続用端子カバーなどを自作していきます。

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スピーカーユニットも同様に、3Dプリンターでエンクロージャーを自作し、フルレンジスピーカーを組み合わせています。

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ディスプレイは液晶ディスプレイを3Dプリンターで作成したアタッチメントを用いて、フロントパネルに固定しています。

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3Dプリンターによる自作パーツは水色の樹脂で制作していましたが、ポリカーボネート製筐体は半透明であり、それらとの相性が悪いため、極力「スノー」の色味に近い樹脂で制作し直しています。

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側面の外部接続端子パネルも、同じ形状ながらUSB-Cなどに対応するものにアップグレードしています。

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M4搭載Mac miniを内蔵するiMac G3の完成

こうして、M4搭載Mac miniを内蔵するiMac G3が完成しました。

iMac G3_M4_20

今回の動画を参考に自作改造に挑戦する場合、3Dプリンターを所持しているとしてもiMac G3の入手自体が最近は困難になっていることが課題となりそうです。

Photo:Zac Builds/YouTube

Source: iPhone Mania
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