

スズキはイタリア・ミラノで開催されている EICMA 2025 において、新型「SV-7GX」を発表した。同車両は上位モデル GSX-S1000GX のコンセプトやデザインを踏襲したクロスオーバーモデルとなっており、Vツインエンジンを採用して軽快な走行性能を確保しつつ、ツーリングでの快適性を高める装備や17.4Lの燃料タンクを備える。カラーは「ブルー」「ブラック」「グレージュ」の3色を用意。2026年より北米・欧州を中心に各国で順次販売開始を予定しているという。
スズキ、新型クロスオーバーモデル「SV-7GX」を発表
スズキ株式会社(以下「スズキ」)は、11月4日から9日までイタリア・ミラノで開催される二輪ショー「EICMA 2025(ミラノショー ※1)」において、クロスオーバーモデルの新型「SV-7GX」を発表しました。2026年より北米・欧州を中心に各国で順次販売を開始します。
(※1)プレスデー:11月4日〜5日、一般公開日:11月6日〜9日

新型「SV-7GX」は、その上位モデルであるスポーティなGSX-S1000GX のコンセプトやアグレッシブなデザインを踏襲し、ストリートモデルのスポーツ性とアドベンチャーモデルの快適性を融合させたクロスオーバーモデルです。
SV650 シリーズで高い評価を得ているV ツインエンジンを採用することで軽快な走行性能を確保しながらも、アップライトなライディングポジションやリヤキャリア、3 段階に調整可能なウィンドスクリーン付きハーフカウル、ナックルカバーなどを標準装備し、ツーリングでの快適性を追求しました。


さらに、道路状況やライダーの技量に合わせ、エンジンの出力特性を調整できるスズキドライブモードセレクター(SDMS)や、タイヤの空転を検知してエンジン出力を制御するトラクションコントロール、双方向クイックシフトなど、安心で快適なライディングをサポートする電子制御システム「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を搭載しています。
剛性と柔軟性を兼ね備えた軽量なスチール製のトレリスフレームや、スリムでコンパクトな
V ツインエンジン、疲れにくく足つきの良いシートを組み合わせることで、長距離ツーリングでの快適性と普段の街乗りでの安心感を両立しています。また、明るさと広い配光を両立した小型プロジェクターライトや17.4Lの燃料タンクを装備し、利便性を高めています。
デザインは、ダイナミックなプロポーションで、スポーツバイクのような流麗でアグレッシブさを表現したスタイリングとしました。車体色は、スズキのオンロードバイクのイメージカラーのブルー、スタンダードなブラックに加え、ベーシックかつファッション性を兼ね備えたグレージュを加えた3 色を設定し、様々なニーズに応えるカラーラインアップとしました。



代表取締役社長 鈴木俊宏のコメント

スズキは、「By Your Side」をコーポレートスローガンとし、お客様の生活に寄り添うインフラモビリティを目指しています。
クロスオーバーモデルの新型「SV-7GX」は、街中での普段使いから、休日のツーリングまで、そして若い世代の方からベテランのライダーまで、多くのライダーの頼れる相棒として、様々な用途で幅広いお客様に選んでいただける一台です。
今後も、二輪事業のさらなる成長を目指し、「By Your Side」でお客様のニーズに応え続けてまいります。
新型「SV-7GX」の主な装備と諸元(欧州仕様)

リリース
株式会社スズキ二輪(2025年11月5日発行)
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Source: バイクブロス
【スズキ】新型クロスオーバー「SV-7GX」を EICMA2025 で発表! 2026年より各国で販売開始