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iPhone Foldが税込30万円以下で発売可能?ヒンジの部品単価削減が進行中

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折りたたみiPhone(仮称:iPhone Fold、またはiPhone18 Foldとの噂もあり)の基幹部品であるヒンジ(蝶番)について、サプライヤーからAppleへの平均販売価格(ASP:Average Selling Price)が、これまで予想されていたよりも低価格になる見通しであると、アナリストのミンチー・クオ氏が最新情報を伝えています。

部品単価の削減に伴い、iPhone Foldの販売価格抑制が期待されます。

部品単価がこれまでよりも4,500円〜6,000円安くなる

クオ氏が入手した最新情報によると、iPhone Fold向けヒンジのASPは、これまで予想されていた100ドル〜120ドル超(約15,000円〜18,000円超)よりも大幅に安い、70ドル〜80ドル(約10,500円〜12,000円)程度に収まる見込みとのことです。

これにより、ヒンジ単体でも部品原価が約4,500円〜6,000円ほど削減される計算になります。

iPhone Foldの部品原価は759ドル(約113,850円)で、Galaxy Z Fold7の790ドル(約118,500円)よりもおよそ4%安いと報じられていましたが、そこからさらに30ドル〜40ドル(約4,500円〜6,000円)削減される可能性がでてきました。

価格引き下げによるシェア獲得にも期待

このコスト削減分について、Appleは販売価格を据え置いて利益率を拡大することも、あるいは販売価格を引き下げてシェア拡大を狙うことも可能だと、クオ氏は指摘しています。

iPhone Foldの販売価格は税込36万円前後になるとの噂もあり、Galaxy Z Fold7Google Pixel Fold 10 Proより約10万円高価と見られています。そのため、今回のコスト削減が価格引き下げに反映される可能性が注目されています。

サプライヤー間競争でASP低下が実現か

iPhone Fold向けヒンジは、Foxconnと台湾SZS(SHIN ZU SHING, 新日興)が設立した合弁会社が全体の約65%を供給し、残り35%をAmphenolが供給する見通しです。

さらに、将来的には中国Luxshare-ICT第3のサプライヤーとして参入する可能性もあるとのことで、こうした複数企業間の競争原理が、ヒンジのASP低下を実現した要因と考えられます。

Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)

Photo:Apple Hub/Facebook

Source: iPhone Mania
iPhone Foldが税込30万円以下で発売可能?ヒンジの部品単価削減が進行中

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