Appleは、iOS26ではiPhoneの空き容量に応じて、iOSのアップデートに必要な空き容量を自動的に確保する新機能を追加したと開発者向けベータのリリースノートで、明らかにしています。機能の詳細は不明ですが、空き容量を気にせず最新のアップデートをインストールできればセキュリティの向上にも効果がありそうです。
iOSの自動アップデート時、自動的に空き容量を確保
Appleが開発者向けに提供を開始したiOS26ベータのリリースノートで、iOS26の新機能として以下のように説明しています。
利用可能な空き容量に応じて、iOSは自動更新のダウンロードとインストールを成功させるために、更新用のスペースを動的に確保する可能性があります。
この新機能により、iOSの自動アップデートを有効にしているユーザーは、アップデートのダウンロード・インストールに必要な空き容量を、特に操作せずに確保できるとみられます。
ただし、Appleはこの新機能がどのように動作するかの詳細情報を公表していないため、現時点ではどのように機能するかは不明です。
iPhone移行時と同様にiCloudにデータを一時退避か?
Appleは、2021年に公開したiOS15で、iPhoneの空き容量が少なくてもアップデートを実行可能としています。
またiOS15では、iPhoneを移行する際にバックアップデータを保存するためのiCloudストレージ容量を一時的に無料で増量可能としています。
今回の変更も、一時的にiCloudにデータを退避させることでデバイスの空き容量を確保するのかもしれません。
機能進化に伴い大型化するiOSの容量
最新のセキュリティアップデートを適用するためにも、OSの自動アップデートは有効にしておくのが望ましいと言えます。
iOSは高機能化とともにiOSのアップデートに必要な容量は大きくなる傾向にあります。iOS18からは、Apple Intelligence関連機能をインストールするにも容量が必要となっています。
iOS26の最初のベータは、インストールする環境によっては10GB程度の容量になったとの報告もあります。
Source: iPhone Mania
iOS26の新機能!iPhoneの空き容量を自動確保しアップデートを自動実行