Excel Q&A
データをまとめる関数・集計のワザ
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数式の基本
配列数式って何?
縦横に並べた値のセットをまとめて計算する数式です
配列とは、縦や横に並んだ値のセットのことです。また、配列数式とは、配列内の値をまとめて処理する数式のことです。Excelでは、セルに並べて入力した複数の値を配列として計算に利用できます。
例えば、「200, 50, 100」という3つの値を持つ配列と「4, 8, 2」という3つの値を持つ配列を掛け合わせると、同じ位置にある値同士で掛け算が行われ、計算結果として「800, 400, 200」という配列が得られます。
配列数式が威力を発揮するのは、関数と組み合わせるときです。
例えば、上記の配列の掛け算をSUM関数の引数として指定すると、「800, 400, 200」の合計である「1400」という結果が得られます。通常なら別途作業用のセルに「200×4」「50×8」「100×2」を求める数式を入力し、その結果をSUM関数の引数として指定しなければなりません。
しかし、配列数式を使えば、作業用のセルを用意しなくても1つの数式でスマートに計算できるのです。
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「Excel Q&A」について
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Source: できるネット
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