
旅・ツーリングの醍醐味のひとつは「出逢い」だと思う。人であれ、ものであれ、それまで自分が関わったことのないモノゴトとの関わりは、とても刺激的で、その後の人生に大きく影響をもたらすことも少なくない。旅に出るほど、出逢いの確率は上がる。だから旅をしているという人は多いだろう。このコラムは、ツーリングマップル九州沖縄担当の坂口さんによる、オートバイ・そしてツーリングマップルとの出逢いから始まる、新たなヒト・コトとの出逢いについて書かれたもの。さあ、出逢いを求めて旅に出よう。
著・坂口まさえ
第1回 私と『ツーリングマップル』との出会い
読者の皆さま、こんにちは!『九州・沖縄』担当の坂口です。このコラムでは、私の「ツーリングマップル」を通しての「出会い」についてのお話しをお届けします!第一回目は、私と『ツーリングマップル』との出会いについてのお話しを。
それは、『ツーリングマップル』の編集アルバイトから始まります。当時私はまだ学生で、アチコチのバイクイベントに参加していました。その中で『関西』担当の滝野沢さんと知り合いになることに。私がほかの地図会社の地図調査や編集作業の経験もあったことから、話していると、
「アルバイトどうですか?」
というお誘いを。そんな紹介がきっかけとなりました。
そのころの『ツーリングマップル』は、まだデジタル化される前。「フィルム地図を色別に重ねて製作する」という従来の製法で、昭文社内の地図の先生(I氏)から地図製作のノウハウを色々学ぶ日々を過ごしました。
そんな日々、具体的な仕事は?と言いますと、ひとつはモニター情報の管理です。編集部に届くモニター情報は、ツーリングマップル折り込みのモニター用紙にびっちり書かれているものや、ツーリングマップルを何ページもコピーしてそこへ情報が記載されているもの、また、1冊まるごと送ってくれるような人もいて、そのツーリングへの想いに圧倒されつつ、各エリア別に整理していました。
また、編集部へかかってくる電話にも対応しました。
「ツーリングに行って〇〇が良かったので、是非掲載して欲しい!」とか、
「〇〇な情報を載せて欲しい」などの地図情報はもちろんですが、
そのほか
「今度〇〇方面へツーリングしたいのですが、おススメのルートやスポットはありますか?」という質問や「バイクの免許はどうやって取ったらいいのですか?」などという地図情報以外の質問もあったりで、電話対応はいつもドキドキでした。
情報提供元 [ Route! Powered by TOURRING MAPPLE ]
Source: Webike
坂口まさえ「走った距離ほど出逢うヒト・コト」vol.1