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「セッションの品質」のスコアをリマーケティングに取り入れる

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155 機械学習の活用

「セッションの品質」のスコアをリマーケティングに取り入れる

2017年4月ごろ、新しい指標およびレポートとして「セッションの品質」が登場しました。本書執筆時点では利用できるアカウントはまだ少ないようですが、Googleの機械学習による成果を活用した、効率の良いリマーケティング施策の立案・実行に役立ちそうです。

セッションの品質は、セッションごとに「コンバージョンへの近さ」を1~100でスコアリングした指標で、[セッションの品質]レポートに表示されます。1はコンバージョンからもっとも遠く、100はもっとも近いことを意味します。スマートリストやスマートゴールと同様に、機械学習を利用して求められています。

使用画面ユーザー > 行動 > セッションの品質

「セッションの品質」のスコアをリマーケティングに取り入れる - できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版

上記のレポートの上半分には、セッションの品質ごとにセッションやトランザクションの分布が表示されます。下半分にはDefault Channle Grouping(デフォルトチャネルグループ)のチャネルごとにユーザー数などの指標が表示され、レポート期間におけるそれぞれのチャネルでの「セッションの平均品質」も確認できるようになっています。

ワザ154で解説したスマートゴールは「コンバージョンへの近さの上位5%を目標完了とする」という仕様、スマートリストは「Googleがコンバージョンに近いと判断したユーザーを含んだリスト」という仕様で、いくぶんブラックボックスなところがありました。一方、セッションの品質は具体的なスコアで算出される仕様のため、リマーケティングの対象とするユーザーを見極めるうえで、より具体的な利用が可能になると期待できます。

例えば、カスタムセグメントにより、個別のユーザーがもたらしたセッションの品質に基づくセグメントを作成する方法があります。以下は新しいセグメントの条件として[シーケンス]を設定し、「セッションの品質が15未満であったセッションのあと、セッションの品質が40を超えるセッションをもたらしたユーザー」というセグメントを作成しています。

これはすなわち、レポート期間内で「急速にコンバージョンに近づいたユーザー」を意味するセグメントであり、該当するユーザーをGoogleアナリティクスリマーケティングで利用すると、実際のコンバージョンにつながる施策を展開できるでしょう。

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ポイント

  • セッションの品質を利用するには、1か月あたり1,000回以上のeコマーストランザクションが発生している必要があります。

Web解析における機械学習の活用は緒についたばかりですが、競合に先駆けて自社なりの知見を蓄積することは、今後大きく有利に働くでしょう。

Source: できるネット
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